05. オセロットP    06. リアル秋月家

ぎょPのニコマス20選に参加しました。

今日はそのうち長期連載もの2本について感想を。

20選全作品の一覧はこちらです。
2010年下半期ニコマス20選


05. 卓ゲm@ster
オセロットP


「オレの知ってるオセロじゃねぇ…。」
オセロットPには失礼かもしれませんが
最初マジそう思いました。
この「やよいのオセロ」の教えによると
オセロとは、とんでもなく奥深いゲームだったらしく、
これまでオレがどんだけ底の浅い打ち方をしてきたかを
とことん思い知らされました。


でも、打ちひしがれて、orz状態のオレに優しい救いの手を差し伸べてくれるのも
また「やよいのオセロ」であるわけです。
Pによるオセロ戦術指南は丁寧で、例題が良いのでしょうね、とても理解し易い。
生徒である やよいと伊織も聞き手として非常に優秀。
最近テレビで活躍してる池上彰さん、あの人の説明がわかりやすいのも
よい聞き手である土田晃之劇団ひとりが居てからこそだと思うんですよ。
重要なポイントを、復唱してくれるやよいと
視聴者の疑問点を代弁してくれる伊織。
自分が落第せず、最新話までたどり着けたのは
ひとえにこの二人に幾度となく助けられたからであります。


また素晴らしいことに、
オセロットPは番外編と称して
これまでの回の視聴者コメントに対してに返答するための動画も作っちゃってる。
特に質問コメに対しては、懇切丁寧な解説を述べられており、
実に理想的な学びの場を与えてくれています。


現在、話はいよいよ実戦編へと突入しており、
やよいも、恐るべき才能に目覚めつつあるようです。
そしてオレはこう呟くのです。
「やよいはかしこいなぁ」と。
オセロの奥深さを学ぶということは
その世界に飛び込むもうという やよいの決意の凄まじさを知ることだったみたいです。
ついさっきまで隣の席で一緒に勉強してたんだけどねぇ。
ここまで心底感心した「やよかこ」は、そうそう呟けませんよ。うん。



06. アイマス紙芝居
リアル秋月家


ぽっちゃりマスターは、日本全国のぽっちゃり好き(もちろんオレも)生唾モンの
ぷにぷに画像てんこ盛り動画………というだけじゃ無いんです。


柔らかーい絵柄のサムネですが、シリアスだったりシビアだったりアナーキーだったり
ぽっちゃりどころか、ギザギザに尖がった話が紛れ込んでたりする。
それでも最後にはハートフルで心温まる結末に帰着することが多い。
ぽっちゃりには辛い現実を明るく和ませてくれる、そんな効果もあるみたいだ。
視聴者の感情を上下に幅広く揺さぶる展開が、ぽちゃマスの大きな魅力だと思う。


バックミュージックのセンスも異常に良い。
是非ご一聴あれ。
特に、洋楽の空耳歌詞をストーリーに絡めてくる回が幾つかあり、それがまた見事。
「ぽわーん貴音さん」もその一作です。


そして独特なキャラクター。
なかでもイチオシは「P」。
かなり言動がフリーな男で、丸い娘を「丸」とスッパリ言っちゃうんだけど
嫌味が無く、言葉の裏に愛情すら感じてしまう。
これは秋月家姉さんの脚本の良さと、秋月家弟さんの暖かな絵柄によるものでしょうなぁ。


このシリーズはぽっちゃりマニアに限らず、
我こそはニコマスマニアという人にも見てもらいたい。
もちろんニコマス初心者の方にもオススメしたいのだが、
その、なんだ、ボディスキンシップというか、
お肌とお肌の触れ合い会話というか、
男の子と女の子の距離が非常にゼロに近い描写が多いので
ある程度、他の紳士系動画で場数を踏んでからの方がいいのかなと思いまして。
いや、でもよく考えたら、紳士系動画のなかでも群を抜いエロいか。
うん、秋月家姉さんの自重しないシナリオの前では誰もが裸一貫の初心者だ。
スケベ心がちょっとあればいい。
そう、ぼちゃマスは読み手を選ばない オールレンジな作品だったんだよ!
と、言うことでみんな見ようぜ、ぽちゃマス。


今日は以上で。
それでは、また。