09. どうていさん  10. small river   11.梅香氏

間が空いてしまいましたが
20選、行きます。
今日は「やってみた」ジャンルの方々についてです。


20選全作品の一覧はこちらです。
2010年下半期ニコマス20選



09. 歌ってみた
どうていさん

これは泣いた。
感動でマジ泣きした。
悔し涙もあったかもしれん。
オレはここまでアイマスを愛せていない。


タイトルから丸分かりでしょうが
あえて説明させていただくと
さだまさし「関白宣言」の替え歌です。
でも、さださんの様に飄々と歌い上げる訳じゃなくて
体を震わせて、感情を搾り出すような発声なんですよね。
愛を語るには、やや不器用な歌唱スタイルなんですけど
そこが、むしろグッとくるというか
ストレートに気持ちが伝わってくるんです。
むぅ、これが彼のテクニックなのか?
そもそも「どうてい」というネーミングも
ガチなのかネタなのか判断つきかねるとことがありますが
まあ、泣かされた身としては素直に「ガチ」と受け取るしかないわけなのです。
やよいには悪いけど、彼に惚れ込んでしまいましたわ。うん。



10. 演奏してみた
small_river(バンド名)

セイギノミカタがやってきた!!
9.18以降の鬱々とした空気を吹き飛ばしに
small riverがやってきた!!!


「正義の味方」では無いことを断っておきます。
誰が悪いとかいう話ではないのです。
彼らが退治してくれたのは
オレのなかにあったネガティブなウジウジとした気持ち。
選択すべき答えは1つしかないのに、
手に取ることを躊躇し続けている軟弱な心。
それらのくだらないものが
彼女彼らの最っっっっ高にファンキーな演奏によって
一瞬で消え去ってしまった。


ニコマス界に居なかったタイプのバンドですよね、この人達って。
ふざけまくってんだけど、非常に自然体で、ウケを狙ってるようには感じない。
なので、ネタパートと演奏パートの切り替えがとってもスムーズ。
GO MY WAYに高揚しつつ、笑いのテンションの上昇も止まらない。
嫌な思い出なんか忘れざるを得ない、というか、そんなものあったけ?


small riverはこの一曲をもってニコマス界から旅立ってしまったけど
いつかまた、ふらりと戻ってきてもらいたいもんです。



11. 踊ってみた
梅香氏

2010年下期は「踊ってみた」ジャンルに注目して動画を見てたんですが
皆さん、レベル高いんですね…。
アイマスの振り付けって、実は簡単なんですかね?
いやいや、そんなことないでしょ。結構大変だと思うんですが。
この梅香さんも、ダンスを完璧にこなしてる上に
アクションの1つ1つがビシッと決まっていてカッコいいっす。
また選んだ曲が「THE_IDOLM@STER_2nd-mix」なもんだから
ジャンプがあったりと、かなり激しいんですが見事にこなしちゃってます。


あと、梅香さんには ひたむきさ みたいなものを感じるんですよね。
まさにアイマスのダンスレッスンの風景を見ているみたいで。
こういう言い方は誤解を招くかもしれませんが
とても応援したくなる気分にさせるオーラを持っている方だなと思いました。
つーか、ファンになりました。応援させてください。


2011年に入ってからの活動が無かった梅香さんですが
2/21に書き込みがあり「近々復帰予定。」とのことです。
やた!



今日はこの辺で。
それでは、また。

展覧会行ってきました。

ののワさんカップの作成者である
森田信司さんの展覧会に行ってきました。


場所は千葉そごう。
ってことなので自然と
「俺妹の舞台になっているところだよねー。」
「OPでモノレールと一緒に映ってるトコですよねー。」
みたいな話で森田さんと盛り上がったり。
ニコマスについてもお話させてもらって
半炒飯Pの発想力のぶっ飛び具合素晴らしさについて意気投合しましたよ。


出展されていた作品は「青瓷」と呼ばれる淡い青みを帯びた陶器で
森田さん御本人から懇切丁寧にご説明いただきました。
動物をかたどった造詣が、器の蓋(ふた)の中心にちょこんと鎮座している作品が多く、
はじめはその愛くるしさに惹かれていたのですが
動物の周りに広がる蓋表面の広がりが作り出す空間と言いましょうか、
色合いと質感も相まって生まれる一つの風景にぐっと飲み込まれてしまいました。


特にこの「質感」は、森田さん曰く「青瓷」のなかでも「マニアック」な表現方法で
通常よりも釉薬を多く使用することで器に厚みを持たせているそうです。
非常に成功率が低い製法らしく、3割ほどしか成功しないため、
トライ&エラーで展示会前日まで窯出しを行っていたとのことでした。
オーソドックスな方法で作られた作品と比較して見せてもらったのですが、
より味わい深い光沢があるように感じられます。
まあ、あくまでド素人の私の感想ではありますが、
貴重かつ芸術的評価の高いものであることは確かですので
非常にオススメな催しです。


展示期間は
2/7(月)まで
場所、開催日時等の詳細は
こちらの
千葉そごうの案内が詳しいです。
http://www2.sogo-gogo.com/wsc/512/N000036864/0/info_d


森田さんのHPにも案内があります。
ひさびさに展覧会します。 - 森田信司のブログ-シランクスの笛 - Yahoo!ブログ



また、ののワさんカップ
ニコニコ大会議に出展されるそうです。
こちらは2/4(金) 2/5(土)
東京ドームJCBホールとのこと。
開演2時間前であれば大会議のチケットを持っていない人でも
無料で入場できるみたいですね。
森田さんのHPの案内
【ニコニコ大会議ファイナルで技術部として展示させていただけることになりました!】 - 森田信司のブログ-シランクスの笛 - Yahoo!ブログ
ニコニコ公式案内
http://blog.nicovideo.jp/niconews/2011/02/011260.html
(ののワさんカップの記述が抜けてますが…)


それでは、また。

展覧会

ののワさんカップの製作者である森田信司さんが
個展をを開くというこということなので
行って参ろうかと思ってます。


陶芸作品の展示だそうで
場所 日時は次のとおり。
2/1(火)〜2/7(月)
千葉そごう7F 美術画廊

森田さんのブログでの告知はこちら
http://blogs.yahoo.co.jp/jtxrx940/1414718.html

森田さんの作品は写真で見ても充分美しいんですが
器(うつわ)ってもんは、直接見てなんぼってところもあるかな
と思います。
興味のあるかた、いかがでしょうか?



(訂正) 個展開催期間の日付がが12月となっておりましたが
    正しくは2/1(火)〜2/7(月)です。
    森田様および当ブログをご覧いただいた皆様に
    お詫び申し上げます。
    誠に申し訳ありません。
    (本文は既に訂正済みです。)

07. masatosiP   08. NamcaP

ぎょPのニコマス20選に参加しました。
もう、まとめ動画があがってましたね。
20選も終息ムードを迎えているのかもしれませんが
まー、自分は遅筆なもんで、のんびりいかせてもらいます。


今日は楽曲系2本について感想を。


20選全作品の一覧はこちらです。
2010年下半期ニコマス20選


07. アイマスremix
masatosiP


やや低めのベース音。
その上を滑るようにメロディーラインを奏でる涼ボイス。
2つの音の対比が少女「秋月涼」を際立たせてるremixです。
視聴者コメ21番さんによると「ボーカルチョップ」という技法を使用しているらしく、
三瓶さんの声が細切れにされて曲にちりばめられているのですが
を1音1音改めて聞くと言葉の隅々まで丁寧に抑揚をつけて発声してる人なんだなと
いうことがよくわかります。
あどけなさが残る1音、色香が漂う1音、暖かで母性さえも感じる1音。
でもどの音も完全に女性に為り切ることなく、ギリギリの所で「男の娘」なのが
流石だなぁと感服いたします。
(三瓶さんが女性っぽくないとか、そういうことじゃないですよw)
楽曲としての素晴らしさだけではなく、秋月涼という子の魅力たっぷりな一品です。



08.音声MAD@アイマス
NamcaP

非常にわかりやすい笑いを毎度持ち込んでくるPさんですな。
わかりやすい=誰でもニコニコできる。とっても重要なことだと思う。
それでいて誰もがまだ気づいていないネタを発掘してくる。
「わかりやすさ」と「新鮮味」。この二つが両立する作品を作り上げるのは
なかなか困難だと思うのだけど、それをやってのけてしまうのがNamcaP。
デビュー作がまさにそうでした。
あの煌びやかなアイマス2PV映像のなかで、
パックマン」に目をつけたのは流石です。
でも、自分が選んだのはその「パックマン」ではなく「いぬ美」。
アイマスステーション!!!から音源引っ張ってきたとありますが、
ラジオ聞いてて「いぬ美」プロデュースしようとは誰も思わねぇよ!ww
しかし、これ以上に「わかりやすい」笑いもなかなか無い。
NamcaPの天才性を確信した一作でしたw



あと、NamcaP、もしかして響ファン?
響の誕生祭動画が4作もあがってるんだけど。



今日はここまでです。
それでは、また。

05. オセロットP    06. リアル秋月家

ぎょPのニコマス20選に参加しました。

今日はそのうち長期連載もの2本について感想を。

20選全作品の一覧はこちらです。
2010年下半期ニコマス20選


05. 卓ゲm@ster
オセロットP


「オレの知ってるオセロじゃねぇ…。」
オセロットPには失礼かもしれませんが
最初マジそう思いました。
この「やよいのオセロ」の教えによると
オセロとは、とんでもなく奥深いゲームだったらしく、
これまでオレがどんだけ底の浅い打ち方をしてきたかを
とことん思い知らされました。


でも、打ちひしがれて、orz状態のオレに優しい救いの手を差し伸べてくれるのも
また「やよいのオセロ」であるわけです。
Pによるオセロ戦術指南は丁寧で、例題が良いのでしょうね、とても理解し易い。
生徒である やよいと伊織も聞き手として非常に優秀。
最近テレビで活躍してる池上彰さん、あの人の説明がわかりやすいのも
よい聞き手である土田晃之劇団ひとりが居てからこそだと思うんですよ。
重要なポイントを、復唱してくれるやよいと
視聴者の疑問点を代弁してくれる伊織。
自分が落第せず、最新話までたどり着けたのは
ひとえにこの二人に幾度となく助けられたからであります。


また素晴らしいことに、
オセロットPは番外編と称して
これまでの回の視聴者コメントに対してに返答するための動画も作っちゃってる。
特に質問コメに対しては、懇切丁寧な解説を述べられており、
実に理想的な学びの場を与えてくれています。


現在、話はいよいよ実戦編へと突入しており、
やよいも、恐るべき才能に目覚めつつあるようです。
そしてオレはこう呟くのです。
「やよいはかしこいなぁ」と。
オセロの奥深さを学ぶということは
その世界に飛び込むもうという やよいの決意の凄まじさを知ることだったみたいです。
ついさっきまで隣の席で一緒に勉強してたんだけどねぇ。
ここまで心底感心した「やよかこ」は、そうそう呟けませんよ。うん。



06. アイマス紙芝居
リアル秋月家


ぽっちゃりマスターは、日本全国のぽっちゃり好き(もちろんオレも)生唾モンの
ぷにぷに画像てんこ盛り動画………というだけじゃ無いんです。


柔らかーい絵柄のサムネですが、シリアスだったりシビアだったりアナーキーだったり
ぽっちゃりどころか、ギザギザに尖がった話が紛れ込んでたりする。
それでも最後にはハートフルで心温まる結末に帰着することが多い。
ぽっちゃりには辛い現実を明るく和ませてくれる、そんな効果もあるみたいだ。
視聴者の感情を上下に幅広く揺さぶる展開が、ぽちゃマスの大きな魅力だと思う。


バックミュージックのセンスも異常に良い。
是非ご一聴あれ。
特に、洋楽の空耳歌詞をストーリーに絡めてくる回が幾つかあり、それがまた見事。
「ぽわーん貴音さん」もその一作です。


そして独特なキャラクター。
なかでもイチオシは「P」。
かなり言動がフリーな男で、丸い娘を「丸」とスッパリ言っちゃうんだけど
嫌味が無く、言葉の裏に愛情すら感じてしまう。
これは秋月家姉さんの脚本の良さと、秋月家弟さんの暖かな絵柄によるものでしょうなぁ。


このシリーズはぽっちゃりマニアに限らず、
我こそはニコマスマニアという人にも見てもらいたい。
もちろんニコマス初心者の方にもオススメしたいのだが、
その、なんだ、ボディスキンシップというか、
お肌とお肌の触れ合い会話というか、
男の子と女の子の距離が非常にゼロに近い描写が多いので
ある程度、他の紳士系動画で場数を踏んでからの方がいいのかなと思いまして。
いや、でもよく考えたら、紳士系動画のなかでも群を抜いエロいか。
うん、秋月家姉さんの自重しないシナリオの前では誰もが裸一貫の初心者だ。
スケベ心がちょっとあればいい。
そう、ぼちゃマスは読み手を選ばない オールレンジな作品だったんだよ!
と、言うことでみんな見ようぜ、ぽちゃマス。


今日は以上で。
それでは、また。

04. ドラム缶P

ぎょPのニコマス20選に参加しました。

今日は1本だけ。
間があいた上にペースが遅くて申し訳ありません。
20選全作品の一覧はこちらです。
2010年下半期ニコマス20選


04. iM@S架空戦記シリーズ
ドラム缶P

凄いの来ましたね…。
何が凄いって、挙げればキリがないんですが
自分は「全て手描き」ってところに注目して視聴しました。
ゲーム画面も捏造グラも使わず、
立ち絵、背景、マシンはもちろん、戦闘画面まで手描き。
しかもシーンによってはアニメーションまでしちゃう。
(ウインドウとメッセージは流石に紙芝居クリエイターみたいですが。)
ここまで徹底して描かれちゃうと2つのゲームの継接ぎってのをまったく感じない。
1つの世界像が出来上がっちゃってるところが一番凄ぇなぁと。
アイマスメタルマックスっていう新しいゲームがここにあるって感じです。


ともきPの「逆転裁判春香」もそうなんですが、
オール手描きの架空戦記モノって、
アイマスを知らない人でも入り込みやすいんじゃないかと思うんで、
ニコニコのいろんな界隈の人がアイマスメタルマックスのファンになって欲しい。
そしてこの作品をきっかけに「架空戦記」というジャンルのファンにもなってもらいたい。
ゲーマーにとって「iM@S架空戦記シリーズ」タグは宝の山でっせ。
是非是非飛び込んじゃってください。


…などなどと、ニコマス界に留まらない作品だと思いました。
言いすぎかな?
いや、期待していいでしょう!!
あのEllieのハンター姿を見て、虜にならない男子なぞ居ない!!!

01.たかCP  02.序列第19位氏  03.百舌P 【2010下半期ニコマス20選】

ぎょPのニコマス20選に参加しました。
選ばせてもらった20本のうち今日は3作品について
感想を書かせていただきます。
20選全作品の一覧はこちらです。
2010年下半期ニコマス20選


01.iM@SコラボPV
たかCP

ピンキッシュでガーリー。こんなアイマス2やりてーよ。ホントに!!
と、いうことで、俺の理想のアイマス2像である、
「【im@s2】lolipop+/marino」を選ばせてもらいました。
振り付けはテンポ早めでクルクルよく動き回るんだけど
明るい色調がキラッキラに笑顔を輝かせていて
アイマスガールズに、とっても余裕が感じられるんだよね。
彼女達自身が楽しむためのコスメとおしゃれをして
持ち寄りの菓子頬張ってワイワイしゃべりつつ、合間にレッスンこなすみたいな
肩肘張らないライトでキュートなアイマスが、このPVからは見えてくるのです。
(アニメには、こういうシナリオを期待してるんだけど…無いわな。)


たかCPは、5人ユニットをメロディーにのっけるのが凄く上手いと思う。
ゴチャゴチャすることなく、5人のダンスがすっと頭に入ってきて
とても心地よいPVを作る人です。
また、切磋琢磨の人でもある。
1度発表した作品を調整し直して改良版をあげたり、検証用動画をあげたりと
完成へのこだわりをとても強く持ってらっしゃる。
当作も早速修正版が上がっています。
『2:05辺りの画面切り替えフェードの中に前のコマが残っていたのを除去。』とのことです。
<オリジナル>
D
<修正版>

こういうのは視る側としても勉強になる。
「謎の技術」という言葉があるけど、ノーマルPVの作り方だって
視る選の人間にとってはかなり「謎の技術」だったりするので、
とても有難がたいのです。
アイマス2が本格稼動後、更に伸びていくPさんじゃないかなと注目させてもらってます。



02.iM@S洋楽コラボPV
序列第19位氏(投稿者名)

自分には
アイマスガールズがこの世に本当に存在していてほしい、
という愚かな望みがありまして、
その望みを4分38秒の間だけかなえてくれたのが
序列第19位さんです。


この作品の少女達は実に生々しい。
特に1:40からがヤバイ。
ゆれる前髪が顔に絡みつく雪歩がヤバイ。
笑顔からサッと素に戻る瞬間の千早がヤバイ
生気が溢れ出してるのか、白い残像を揺らす春香がヤバイ。
歌詞の意味もわからないし、Taprootというアーティストも自分知らないんですが
実体化した彼女達を目の当たりにしてドキドキしまくってる心臓を、
追い打ちのようにボーカルが叩きつけてきて痛苦しくてたまらんのです。


序列第19位さんは、
深い色合いとインパクトある楽曲が特徴的な作品を
数日に1作というハイペースで発表し続けてる人です。
有名Pさんの別アカウントじゃないかと思うんですが…



03. Novelsm@ster
百舌P

こちらは序列第19位さんとはまた違う生々しさが
っというか、生活臭がw


風邪を引いてしまった千早はどうも言葉にキレがない。
雪歩に会話の一歩先を行かれてしまう。
幼さだけが目立ってしまう。
雪歩は、そんな千早が可愛くて、可笑しくて、
そして羨ましくて。


語り手は雪歩。
でも、自分的には「千早ファンの聖地」タグをつけたい作品です。
千早の一挙手一投足を雪歩と一緒に2828しながら見るのが非常に楽しい。
これは雪歩の私小説かもですね。
タレントとして成功した後にエッセイにも手を出し始めた雪歩が
若き日のかけがえのない思い出を書き綴ったものなのかもしれない。


百舌Pの文章は、美しい旋律のようで
実際の声で聞きたくなりますな。
今度新しくアイマスのラジオがまた一つ始まるそうですが
読者のSSを朗読してくれるコーナーなんてのができたら
百舌Pの作品を浅倉さんに読んでもらいたいもんです。



今日はここまで。
こんなペースで20作終わるのか…?


それでは、また。