【今更ですが】9月15日は涼の誕生祭【でした。】

1ヶ月半の遅れ、申し訳ない…。


「 9月15日は涼の誕生祭」タグがついた作品をいくつか拝見させていただいた。キャラの特徴上、二つの自分、男性女性などなど「ふたり」という言葉を意識させる作品が多いように感じられたのでその観点で、涼ちんについて思ったことを書いてみた。



ぱんつ★ボクサーP
【im@sDSフェスタ】Dazzling Worldを手描PV【涼ちんこエ真似】
『涼♂=涼♀』
女の子「涼」がもう一人の自分として目の前に現れ、彼女に手を引かれ導かれていくという、涼シナリオの面白味を如実に描いた作品。アイドルとしての涼は、彼の場合、演じられたまさに偶像である訳だが、夢や憧れといった実在しないものこそがその人自身の人柄や人生そのものを型取っていくのかも…なあんてことを考えさせられた訳で。
ぱんつ★ボクサーPの絵柄は見た目ラフなのだがデッサンが整っているのでアニメーションが凄く自然。ひとつひとつの仕草が愛らしく少女ちっくで、見ているこちらの顔がほころぶ。「Dazzling World」をうぷ主自身が「歌ってみた」してるのだが、どちらの涼として歌っているのか?そこもとても気になった。



ジェットP
涼誕生祭  「夏の日、残像」(手描き)
『涼♂≒涼♀』
こちらは逆に女の子「涼」とのギャップに心を曇らせる涼。
彼にはこうありたいという理想像があるのだがその像がぼやけてるのか、それとも表現する言葉を知らないためか「イケメン」という的外れな単語を使って夢を語ってしまう。律子や、石川社長、まなみに最初取り合ってもらえなかったのもそのためかもしれない。プレイ当初俺にもよくわからなかった。
この作品は、もの憂いする涼を見せることで逆説的に涼の理想を思い起こさせる内容になってるんだと思う。この理想は実現されたのか、捨て去られたのか、それとも…。アイドルマスターDSはマルチエンディングになっている。こんなブルーな涼を探しに、各エンディングをひとつひとつ見直していくのもまた良いかと思う。
ジェットPの描く女の子はいつもいい表情してるんだけど、この作品については涼の可愛さが皮肉めいていてね。グサリときたよ。



いちじょーP
アイドルマスター 秋月涼「Dazzling World」(gentle light mix)
『涼 & あなた』
静寂に包まれた夜、自己主張するは瞬く星のみ。そんな風景を浮かべてしまう音数抑え目のリミックス。
涼は歌わない。テロップの歌詞を読むことで歌を聴く形になっている。なんとも意味深な歌詞だ。涼にとっての「あなた」とは誰なのだろう。
アイマスは少女の成長を描く物語であるが、DS版では765プロのメンバーを出演させ、彼女たちと主人公を対峙させる事で成長具合がプレイヤーにわかりやすく伝わるようになっている。
憧れだったアイドルに手ほどきを受けているうちにやがて肩をならべるようになり、遂には乗り越えていく。アイマス1でアイドルたちに教えてきた全てがDS版で涼へと伝わり、彼の心の内に凝縮されていく。そこにはどれだけの「あなた」が居るのだろう。
ふと画面が輝き、声が響き渡る。
『きらきら光るこの気持ち 愛されること愛すること
 時が流れて光りだす 想い出一杯作るのよ
 二人が逢えた人生も 一度きりだと知ってるわ
 手と手つないで歩き出す あなたと生きる素晴らしい世界』
思い出は星の数だけある、なんて陳腐な文句が最後に頭に浮かんだ。


ペンタP
涼が不憫じゃないノベマス
『涼 & 夢子』
涼と夢子ってアイマス界で唯一約束されたカップルなのに、どーしてまー、こんなに苦難の道を歩む話が多いんでしょうかね?俺が読んでるノベマスが偏ってるのかな?愛識Pとか若燕Pとか……。
だから、喜んだんですよ、このタイトルをみつけたとき!だけどいつも忘れちゃってんだよね、タイトルでわざわざ断りを入れてる動画ほど危険だってことを。
同じく不憫キャラに双海真美さんって方がいらっしゃいますが最近、横ポニテにされてからはそのイメージが払拭されつつあるみたいですよ。涼ちん、すべての苦労を独占できるよ!おめでとう。不憫はステータスだ!希少価値だ!
…、って書いてしまったけど実はなかなか幸せな話です。
ペンタP、ごめんなさいw



かりふらP
2010年9月14日、早朝
『涼 & おれ』
「俺がアイドルだ!」とか誰かさんが言ったように、DSの主人公はPではなくアイドル。男である俺にとって一番感情移入できたのはやっぱり涼ちんだった。女装の練習にドキドキし、愛・絵理の大胆なアプローチにさらにドキドキし、タッチしてくださいイベントのときにはもう、ペンの先が空をぐるぐる回ったよ。間違いなく、俺は涼ちんだった。
それがアイドルランクがあがっていくにつれて、涼が俺の先を歩きはじめて影がだんだんと遠くなっていったんだよね。特にステージに立つ涼はまるで別人のように感じられて。かりふらPが撮ったDSのスクリーンに映る涼は、まさにその「別人の涼」に見えてしまった。
アイマスは成長の物語ということをこんな形で思い知るなんて想像してなかったな。


以上なんですが…。
…全っ然、動画の説明してない…。
どうも、気持ちが高ぶってしまって。。。


とっ、とりあえず、
涼ちん、おめでとう!!

それではまた。