SMOKY THRILL 2011.02.09 リリース決定！！

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竜宮小町が遂にCDデビュー。しかも律っちゃんソロの新曲がついてくることがちゃんと明記されている。たまらなく嬉しい。同時リリースされる「The world is all one !!」も素晴らしい曲なんだけど…　スマン、今日は小町について書きたい。

律子、伊織、亜美。非常に押しが強くキャラが掴みやすいメンツを揃えた竜宮小町だが、小町の魅力を語るには、やはり あずささんに触れるのが一番わかりやすいと思う。
彼女はおっとりとした性格のためか、７６５プロの輪のなかでも一歩引いたポジションに居る人、というのが自分の印象だ。千早をはじめ何人かの子が、彼女を憧れの対象として上位の存在に少し押あげているところもあるかと思う。その事と関係あるのか自信が持てないが、アイマスの定番カップルを挙げていくと

はるちは、やよいおり、ゆきまこ、あみまみ、ひびたか、みきりつ。

といった具合に、あずささんが一人取り残されてしまう。

だから、バンナムが用意してくれた竜宮小町という箱はあずささんを輝かせるベストソリューションだと思った。
まず、固定ユニットの一員とすることで、あずささんのポジションを確たるものとした事。これにより、小町が話題にあがるとき、自然とあずささんについても言及されるようになる。次に、メンバーが伊織と亜美である事。何かと衝突しそうなこの二人には、あずささんもちょくちょく介入せざるを得ないだろう。律子のプロデューサーとしての腕前も見事であることがわかった。「隣に…」「9:02PM」とはまるっきり正反対の方向を行く「SMOKY THRILL」を、あずささんの新しい持ち歌とした点は賞賛に値するだろう。常に「待つ側」だった彼女を、誘う側・待たせる側に立たせたのである。CDには是非ソロバージョンを収録してもらいたいものだ。
前述の定番カップルについても、これまた面白い具合になっている。各カップルから一人ずつ引き剥がす形で小町に集結させているのだ。残されたやよい、真美、美希を巻き取る具合に組み合わせがシャッフルされ、新たなカップルが生まれるではないだろうか？竜宮小町の誕生はあずささんを中心とした様々な新しい風を呼び込んでくるような、そんな期待で一杯だ。

しかし、心配もある。以前にも書いたけどマイペースというか我の強いメンツなので、上手くまとまるんじゃろか？
でも、そんな不安を吹き飛ばしてくれるニコマス作品があった。

曲は太田裕美「茉莉の結婚」。学生時代の仲良し四人組が、社会人としてそれぞれの道に巣立った数年後に茉莉の結婚式でまた再会する…という歌詞を見事に小町メンバーに重ねている。歌い手である「私」ことあずささんは、自らを皮肉屋と称して３人にチクリとする言葉を投げかけるのだが、その裏には優しさと思いやりが満ち満ちている。
作者の羽音Pも皮肉屋さんだ。自分で広告打って「こんな歌を結婚式で歌うなんて、意外と黒いね、あずささん」てな事をおっしゃられてる。困ったお方だw　悪戯する相手があずささんに出来たのである。竜宮小町は、それ程までに気を許し合える仲間同士になれたのだと受け取りましたよ、羽音P。

それにしても亜美がトップでゴールインか…　小町に「恋愛下手」という新たな不安が。ピヨピヨと誰かが手をこまねいている？w

当作は「羽音風小町」三部作の一品。
未来の伊織、律子、亜美についてスピーチされたけど、あずささん、あなた自身はどうしてるの？って事についてはこちらの作品。
【アイドルマスター】女優〜ヒロイン〜(掌編)

また、「黒あずささん」なんて言ってた羽音Pですが、羽音Pの小町に対する愛情の深さはこちらの作品でも確かめる事ができます。
【アイドルマスター】最終ページ(掌編)

どちらもとってもオススメ。

それでは、また。